やすらかに…
今日、喪中はがきが届きました。
私が初任者研修でお世話になった先生。
ずーっと年賀状のやり取りをしておりましたが、今年は年賀状が来なかったのでした。
喪中はがきは先生の娘さんからで、先生は1月6日に亡くなったとのこと。
80歳でした。
戦時中、呉だったかの造船場で原爆の光を見て、後年、原爆症に認定され、ずいぶんとお体の管理には気をつかってらっしゃいました。
まだまだ、お元気でいていただきたかった…。
先生の魂がやすらかでありますように。
ふと思うことがあります。
被災地の人に、どんどん避難したらいいじゃないっていう人がいるけれど(今はそんなに見かけませんが)、そんなに簡単じゃないんだよってこと。
地元から遠く離れ、たまにしかやり取りのない方だと、なかなか消息が分からないことがあります。
その土地に自分なりの人間関係があって、土地を離れるということは、その人間関係が薄れる可能性があって、ゼロから始める土地に行かなきゃいけないんだってこと。
今、私には吹奏楽団の知り合いがいるけれど、それ以外の知人ってそんなにいないんですよね。
仕事でも始めれば別なんでしょうけれど。
地元の人と連絡取ることも減りましたし。
実家近辺のことであれば、弟や母から連絡が来るのですが…。
なんていうか、やっぱり遠くに来たんだなって、しみじみ思うのです。
札幌に来て4度目の冬。
「今年の冬は来るの?」
と弟からの電話。
なかなか実家へ帰るのも気軽に…とは行かない距離と費用で。
弟のお嫁さんは、私たちに遊びに来てもらいたいみたいだけど、なかなかキビシイのよね~( ̄▽ ̄;)
今年は旅費の分まで、復興支援にまわしたい気もしますからねぇ…。
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